関東大学対抗戦1位の帝京大が関西リーグ1位の天理大に7-29で敗れ、大学選手権での連覇が9で止まった。

1年時からレギュラーとして活躍し、今季2年連続となる対抗戦得点王に輝いたFB竹山晃暉(4年)は「先輩たちが築き上げてきた連覇を背負って戦ったが、自分たちの甘さ、弱さがグラウンドで出てしまった。天理大学さんのアタックに対して、受けてしまった」と涙。入学時から「4年生で10連覇」を目標に掲げてきたトライゲッターは「4年生になって、対抗戦の1試合、1試合の重みを感じるようになった。自分自身でも重圧を感じていたし、期待も背負っていた。それに応えようと思ってやってきたが、周りの大学も、体作り、戦術も含めて鍛え上げてきた。どこかに自分たちの甘さがあったんだと思う」と唇をかんだ。

竹山とともにチームをまとめてきた、ロックの秋山大地主将(4年)は「1年間準備してきたことを100%出し切ろうと思っていたが、残念な結果になってしまった。ただ、帝京大全員で戦った結果。仲間を誇りに思う」と話した。

09年から常勝軍団を作りあげてきた岩出雅之監督は「今年も良くなってきたが、スクラムは思った以上に押された。我々の不出来より、天理さんの出来が良かった。連覇が止まったことが悲しいのではなく、次のステージで、久々に味わう本当の悔しさ、挑戦する姿勢をより高めてほしい。前を向いて進むことに期待している」と選手たちに言葉を贈っていた。