国内開幕戦に挑んだサンウルブズはワラタス(オーストラリア)に1点差で敗れ2連敗、今季初勝利とはならなかった。スーパーラグビーで優勝経験のあるワラタスに対し、後半途中までリードするなど善戦した。

先制トライはサンウルブズだった。前半7分にセンターライン付近で相手のパスをカットしたCTB中村が相手ゴール前まで独走。最後はパスを受けたWTBファンデンヒーファーが右中間にトライを決め、ゴール成功で7点を先制。その後ワラタスにトライを許し、逆転されるも前半37分に相手反則からパスを回し、最後はロックのロウが中央に逆転トライを決め、前半を20-17とリードして折り返した。

後半開始早々PGを決めて6点差とし、優位に試合を進めたが、8分に逆転された。その後は敵陣に攻め込む場面もありながら、ミスが重なり、トライにつながらなかった。20分過ぎには相手にペナルティートライを許し、ロックのトンプソンがシンビン(一時警告)となった。

それでも不在の間にWTBファンデンヒーファーがこの試合2つ目のトライを奪い、1点差まで迫った。その後もSOパーカーがドロップゴールを狙うなど、何度も敵陣に迫ったが、あと1歩及ばなかった。

次戦は3月2日、適地でのチーフス戦(ニュージーランド)となる。