日本ラグビー協会の森喜朗名誉会長(81)が17日、都内で行われた理事会後に、名誉会長職を辞任する意向を表明した。

関係者によると、明確な理由は説明せず、6月の役員改選での若手の抜てきや、9月に開幕するW杯日本大会に向け、各都道府県協会との連携強化などを求めたという。坂本専務理事は「唐突だったので驚いている。理由については現時点では分からない。『W杯に向け、もっと協会が先頭に立ってやっていかないと、レガシーが残らない』とおっしゃっていた」と話した。