ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で過去最高の8強入りに貢献した日本代表ロックのトンプソン・ルーク(38=近鉄)が、トップチャレンジリーグ(TCL、トップリーグ2部)開幕節の先発に名を連ねた。

15日、近鉄の今季開幕戦となる清水建設戦(17日、大阪・ヤンマーフィールド長居)の出場メンバーが発表され、今季限りで現役引退を表明しているトンプソンは左ロック(4番)で先発が決定。先発SOには元オーストラリア代表のクエイド・クーパー(31)、控えのSHには同代表としてW杯日本大会に出場したウィル・ゲニア(31)の黄金コンビも登録された。

4度目のW杯を終えたトンプソンは今月6日に合流。初練習を終えると「ちょっと久しぶりに走った。2週間ぶり。最初はちょっと走るのが遅いけれど、良かった」と笑わせていたが、合流から2週間足らずで試合に出場する。

TCLは15日に開幕。16日のコカ・コーラ-釜石(岩手・釜石鵜住居復興スタジアム)では、コカ・コーラの日本代表CTBウィリアム・トゥポウ(29)が控えとしてベンチ入りする。