日本と同組のイングランド(世界ランク6位)が1次リーグ3連勝を飾った。チリ(同22位)を11トライで圧倒した。
イングランドは危険なタックルによる出場停止で、前戦の日本戦まで欠場していたSOオーウェン・ファレル主将(31=サラセンズ)が復帰。先発で背番号10を背負い、8本のゴールキックを決めた。
前半は0-0の展開が続いたが、20分に優位に立ったスクラムから右大外のWTBヘンリー・アランデル(20=ラシン92)が先制トライ。二十歳の若武者は、そこから一気に5トライを積み上げた。
FBで先発したマーカス・スミス(24=ハーレクインズ)も2トライと躍動し、過去2戦で存在感を示したSOジョージ・フォード(30=セール・シャークス)を温存しながら圧倒した。
ファレルが戻り、役者がそろった強豪は10月7日、同じリールでサモア(同11位)を迎え撃つ。
◆D組順位
〈1〉イングランド 勝ち点14(3勝、得失点差+110)
〈2〉サモア 勝ち点5(1勝1敗、得失点差+24)
〈3〉日本 勝ち点5(1勝1敗、得失点差+8)
〈4〉アルゼンチン 勝ち点4(1勝1敗、得失点差-8)
〈5〉チリ 勝ち点0(3敗、得失点差-134)