男子テニスでアジア人最高位の世界ランキング4位に輝いた錦織圭(36)が1日、今季限りでの現役引退を発表した。Xを更新し「『やり切った』と胸を張って言える自分がいます」と表明した。16年リオデジャネイロ五輪で日本勢96年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得。跳び上がって打つ代名詞の「エア・ケイ」などを武器に、日本を世界水準へ押し上げたパイオニアだが、近年は故障が相次いだ中で大きな決断を下した。
◇ ◇ ◇
【錦織の歩み】
◆12年1月 全豪オープン8強。4大大会で初めて準々決勝進出。
◆同年8月 ロンドン五輪8強。
◆同年10月 楽天ジャパン・オープン優勝。日本開催ツアー初制覇。
◆14年9月 全米オープン準優勝。
◆同年11月 アジア出身男子初のATPファイナルズ初出場。
◆15年3月 世界ランキング4位に浮上。
◆16年8月 リオ五輪銅メダル。
◆同年9月 全米オープン4強。
◆17年8月 右手首尺側手根伸筋腱(けん)脱臼でシーズン後半欠場。
◆18年4月 復帰し、モンテカルロ・マスターズ準優勝。
◆同年11月 ATPファイナルズ出場。
◆20年9月 全仏オープン2回戦で右肩を負傷。
◆21年8月 東京五輪8強。
◆同年9月 左股関節唇損傷の痛みが再発。22年1月、患部を手術。
◆23年6月 下部大会で復帰し、勝利を挙げる。
◆25年4月 マドリード・オープンで、オープン化以降ではアジア勢男子史上初のツアー通算450勝。


