W杯史上初の南米対決となった一戦は、アルゼンチン(世界ランク9位)がチリ(同22位)を相手に、ボーナスポイントを獲得しての勝利で、日本と同じ2勝1敗の勝ち点9とした。

アルゼンチンは、前半9分に1人で持ち込んだベテランSOニコラス・サンチェスの先制トライとキックで口火を切ると、同13分にもサンチェスがペナルティーゴール(PG)で追加点。同16分にフランカーのフアンマルティン・ゴンサレス、23分にフッカーのアグスティン・クレビがトライを決め、サンチェスも2本のコンバージョンキックを成功させて、前半を24-0で折り返した。

後半もアルゼンチン優勢の流れは変わらず。後半6分にスムーズなパス回しからFBマルティン・ボガドが抜け出してトライ。4つ目のトライでボーナスポイントを獲得した。

そのまま前半からの大量リードを生かして勝利した。

アルゼンチンは、8日に同じ勝ち点9の日本(同13位)と1次リーグ最終戦を戦う。勝ったチームが決勝トーナメントに進出する、シンプルな構図となった。

W杯初出場のチリは1次リーグ4戦全敗で大会を去ることになった。