ラグビーW杯フランス大会で史上最多4度目の優勝を狙うニュージーランド(世界ランク2位)が、4年間の集大成を示す。

28日午後9時(日本時間29日午前4時)開始の南アフリカ(同1位)との決勝を前に27日、パリで会見。19年W杯後から率いたフォスター監督は今大会限りで退任し、代表引退するベテランもいる。

先発SOリッチー・モウンガは「最高のスプリングボックス(南ア)に立ち向かう準備をしている。歴史の1部となり、W杯を持ち帰りたい」と腕をぶした。ここまで過去最多タイの大会8トライを決めているWTBウィル・ジョーダンも「とても興奮している」と高ぶらせた。

ニュージーランドと同じく最多4度目の優勝を2連覇で目指す南アフリカは、準決勝で控えだったSHファフ・デクラーク、SOハンドレ・ポラードが先発。長髪がトレードマークのデクラークは「信じられないようなラグビーを見ることができるでしょう」とライバル対決へ自信をみなぎらせた。

 両チームの決勝メンバーには、12月開幕のリーグワンでプレーする13人が名を連ねた。神戸に加入するニュージーランドのロック、レタリックは「代表のジャージーを着て戦うのは最後。(15年に続き)もう1度優勝するチャンスがあるなんて、おとぎ話のような結末だ」。試合前の儀式ハカのリーダーを務め、トヨタに加入するSHスミスらが最高峰の舞台に臨む。

◆決勝に登録されたリーグワン在籍選手

【ニュージーランド】

<4>ブロディ・レタリック(★コベルコ神戸スティーラーズ)代表108キャップ

<6>シャノン・フリゼル(★東芝ブレイブルーパス東京)同32キャップ

<8>アーディー・サベア(★コベルコ神戸スティーラーズ)同80キャップ

<9>アーロン・スミス(★トヨタヴェルブリッツ)同124キャップ

<10>リッチー・モウンガ(★東芝ブレイブルーパス東京)同55キャップ

<15>ボーデン・バレット(★トヨタヴェルブリッツ)同122キャップ

【南アフリカ】

<5>フランコ・モスタート(三重ホンダヒート)同72キャップ

<7>ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ)同75キャップ

<9>ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)同54キャップ

<11>チェスリン・コルビ(★東京サントリーサンゴリアス)同30キャップ

<12>ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ)同77キャップ

<13>ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス)同67キャップ

<21>クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ)同39キャップ

★は今季新加入