<競泳:第35回総合関関戦>◇前哨戦◇4月29日◇関西大学百周年記念会館内地下温水プール

 今年も関大に勝った!

 関大で行われた水上競技部競泳パートの第35回総合関関戦前哨戦。関学は見事30点差を付けて勝利を収めた。部の目標の一つである「関関戦勝利」を成し遂げ、7月の関西インカレに弾みを付けた。

 関学競泳陣の底力を見せつけた試合だった。各選手が持ち味を発揮し、179-149で勝ち星を挙げた。

 序盤から関学は勢いに乗っていた。最初の男子400メートル・メドレーリレーで4秒弱の大差をつけて勝利。それを皮切りに次々と結果を残していく。

 男子400メートル自由形では長距離を得意とする森芳(商2)が他を寄せ付けない速さで1位を奪取。さらに男子100メートル平泳ぎでは和田(文1)が1年生ながらトップでゴールする。活躍する下級生に上級生も負けてはいられない。出井(社3)が専門ではないものの、男子100メートル・バタフライに出場。持ち味の粘り強い泳ぎを展開し、競り合いながらも優勝を果たした。

 その後も多くの選手が活躍。それぞれの強みを生かして点数を重ね、堂々179-149で関大を下した。

 今年も関大に勝利を収め、関関戦21連勝となった。主将・平谷は今試合の勝因を「関大が例年以上に強かったので、勝てるところはしっかり点数を取るようにした」と語った。結果、予想を上回り30点の大差を付けての白星。関学競泳陣の本領が発揮された成果であった。【関学スポーツ・立松佑果子】