日本相撲協会の雷(いかずち)理事(46=元前頭春日富士)が20日、東京・両国国技館で退職届を提出し、受理された。同理事は19日発売の週刊新潮で、協会の女性職員と不倫関係になった上、出張費などの経費の不正計上があったと報じられていた。秋場所中に理事の辞表を提出したが受理されず、女性職員は17日付で退職していた。
雷理事は「辞めてしまうと、報じられたことを認めたように思われてしまうが、そうじゃない。ただ、女性問題で騒ぎを起こし、協会に迷惑をかけた。理事の立場もあり、自分で判断した。期待してくれていた人には申し訳ない」と話した。北の湖理事長(元横綱)には「潔い決断でしたね」と言われたという。
雷理事は今年2月に理事に就任し、名跡を「春日山」から「雷」に変更。協会の職務に専念し、春日山部屋は「春日山」を襲名した元幕内浜錦に託していた。雷親方は「裏方として、部屋を支えていければ。弟子の育成には、アドバイスできる」と話した。同理事が担当していた総合企画部長、生活指導部長、監察委員長などは後任を置かず、現状で補う。春日山・伊勢ケ浜連合は理事が不在となった。


