16日に上海で開幕する水泳の世界選手権の競泳代表が12日、北海道江別市で合宿を公開し、男子200メートル背泳ぎで金メダルを狙う入江陵介(21=イトマンSS)や、前回2009年大会の男子100メートル背泳ぎを制した古賀淳也(23=第一三共)が精力的な泳ぎを見せた。

 男子200メートルバタフライで北京五輪王者のマイケル・フェルプス(26=米国)を破ることを目標に掲げる松田丈志(27=コスモス薬品)は、食事管理で体重を約5キロも落としたそうで「体が軽く感じる。泳ぎはだいぶ出来上がっている」と好感触を口にした。

 男子平泳ぎの北島康介(28=日本コカ・コーラ)は参加していない。競泳代表は21日に上海入りし、24日から競技が始まる。