<愛知大学野球:愛産大5-3愛院大>◇第4週2日目◇27日◇名商大

 愛産大が5番指名打者の松山真己(4年=蒲郡)の2打席連続本塁打などで愛院大に5-3で競り勝った。開幕5連勝と好調だった愛院大は、今季初黒星を喫した。1勝1敗となった3回戦は28日、瑞穂球場で行われる。

 愛産大の体重90キロの立派な大砲松山が、愛院大を止めた。6回に「1部では初めて」の1発を放つと、勝ち越した8回には貴重なダメ押しソロ。ともに直球を左翼に突き刺す野球人生初の2打席連発。不振のため今季初めて4番から5番に降格した1戦で、主砲の仕事を思い出した。

 蒲郡高の3年間で放った本塁打の数(1本)を1日で上回る爆発。同じ右打者で長く激戦の東海地区社会人の看板打者として活躍した青山正克監督(37)との出会いで覚醒した。今季就任した同監督から「(投球に)グリップをぶつけるように」などと指導された。「社会人ではすごい選手だったと聞いてます。指導してもらって、単純にうれしい」。

 ともに打撃練習をする時もあるが「監督には全然負けてます」。身をもってスゴさを示されると、ごく単純なアドバイスも素直に耳に入る。この日の2発も、その通りに振ったら生まれた。ただ、チームの目標はあくまで愛院大からの勝ち点奪取。「明日勝たないと意味がない」。勝ち点に直結する3発目を見舞って、愛院大を砕く。【八反誠】