早大・斎藤佑樹投手(2年=早実)が、ヨーロッパでもテレビデビューする。世界大学野球選手権(7月18~、チェコ)の選考合宿が22日、平塚球場で行われ、同選手権を地元チェコのテレビ局が中継することが決まった。斎藤の登板が有力視される米国戦、地元チェコ戦を放送予定で、勝ち上がれば準決勝、決勝と最大4試合放送される。伝え聞くと「本当ですか?」と目を見開いて刺激にした。

 最大のライバル米国は、昨夏の日米大学野球選手権で抑えた経験がある。対戦後に斎藤のツーシームの握りを米国関係者が聞きに来るなど、脅威に感じていた。相性を買って河原井正雄監督(53=青学大)が先発させる可能性はあり、米国で話題になった「ハンカチプリンス」が、東欧ファンの心をつかむかもしれない。日本では「Jスポーツ」が放送を検討する予定だ。

 この日は、紅白戦が雨天中止になった。後輩の明大・野村祐輔投手(1年=広陵)にスライダーの握りを教えてもらうなど、リラックスした。小学生のころ、ヨーロッパに家族旅行経験がある斎藤もチェコは初。「球場のフェンスが石でできてそうですよね」と、少年ファンに囲まれながら引き揚げた。【前田祐輔】