<東京6大学野球:明大3-1慶大>◇第6週2日目◇18日◇神宮

 明大が慶大に雪辱し、勝負を3回戦に持ち込んだ。新型インフルエンザに感染して登録を外れていたエース野村祐輔投手(2年=広陵)が先発、7回を3安打1失点に抑えた。エースの復活で、チームも優勝争いに踏みとどまった。

 22日ぶりとなる神宮のマウンドだった。明大のエース野村が復帰登板し、7回を被安打3の1失点に抑えた。最速145キロを計時して、奪三振も7。「調子は良かったです。バランスが良かった。打線が早く点をとってくれたし」と笑みを見せた。

 9月26日に早大・斎藤佑樹投手(3年=早実)と投げ合った後、東大戦を前に、38度の発熱を訴えた。当初の診断では風邪だったが、再診でA型インフルエンザの感染を告げられた。5日間、合宿所の隔離部屋にこもった。東大戦ではベンチ入りを外れ、12日にやっと練習を再開した。

 「3日ぐらいで楽になったけど休めと言われて。もう大丈夫です」。この日は89球でマウンドを降りた。善波達也監督(47)は「今日の状態なら(敗れた)昨日も投げられたかな」というほどの回復ぶり。野村は「明日もいくつもり。先発だろうが、救援だろうが」。可能性の残る優勝に向けフル回転するつもりだ。【米谷輝昭】