第97回全国高校野球選手権(甲子園)が6日開幕。開会式と1回戦3試合亥が行われ、鹿児島実、中京大中京(愛知)、上田西(長野)が初戦を突破した。始球式ではソフトバンク王貞治会長が外角低めに見事なストライクを投げ込んだ。


始球式を務めるソフトバンク王球団会長(撮影・田崎高広)
始球式を務めるソフトバンク王球団会長(撮影・田崎高広)

第3試合:上田西3-0宮崎日大


チーム
上田西
宮崎日大

ニッカン式テーブル

上田西の168センチエース草海が完封一番乗り

上田西先発の草海(撮影・前岡正明)
上田西先発の草海(撮影・前岡正明)
1回表上田西1死満塁、松本は左前先制2点適時打(撮影・前岡正明)
1回表上田西1死満塁、松本は左前先制2点適時打(撮影・前岡正明)

第2試合:中京大中京4-1岐阜城北


チーム
中京
城北

ニッカン式テーブル

中京大中京が岐阜城北との隣県対決を制し夏の甲子園初戦17連勝

1回表中京大中京無死三塁、加藤は右中間に先制適時打(撮影・築山幸雄)
1回表中京大中京無死三塁、加藤は右中間に先制適時打(撮影・築山幸雄)
力投する中京大中京・上野(撮影・田崎高広)
力投する中京大中京・上野(撮影・田崎高広)
岐阜城北先発の鷲見(撮影・前岡正明)
岐阜城北先発の鷲見(撮影・前岡正明)
中京大中京に敗れた岐阜城北ナインはがっくりと引き揚げる(撮影・築山幸雄)
中京大中京に敗れた岐阜城北ナインはがっくりと引き揚げる(撮影・築山幸雄)

開幕試合:鹿児島実18-4北海


チーム
鹿実10 18
北海

ニッカン式テーブル

開幕戦は鹿児島実が19安打で18得点を奪い北海に大勝した

力投する北海先発の山本(撮影・田崎高広)
力投する北海先発の山本(撮影・田崎高広)
力投する鹿児島実先発の橋本(撮影・田崎高広)
力投する鹿児島実先発の橋本(撮影・田崎高広)
3回表鹿児島実2死二、三塁、左へ2点適時打を放つ綿屋(撮影・田崎高広)
3回表鹿児島実2死二、三塁、左へ2点適時打を放つ綿屋(撮影・田崎高広)
大会第1号! 3回裏北海2死一塁、2ランを放つ鎌仲(撮影・田崎高広)
大会第1号! 3回裏北海2死一塁、2ランを放つ鎌仲(撮影・田崎高広)
試合後、悔しそうな表情で土を集める北海ナイン(撮影・田崎高広)
試合後、悔しそうな表情で土を集める北海ナイン(撮影・田崎高広)

始球式

王貞治さんが始球式。ノーワインドアップ投法から左打者の外角低めに見事なストライクが決まった。「選手の勢いを感じました。選手たちのために、思い切って投げました。天気はいいということだったので、お風呂に入って身を清めて参りました」

始球式で華麗なフォームを見せるソフトバンク王貞治会長(撮影・梅根麻紀)
始球式で華麗なフォームを見せるソフトバンク王貞治会長(撮影・梅根麻紀)

開会式

午前9時開始

<入場行進>

1915年の第1回大会に出場した10校の現役部員が復刻ユニホームを着用し行進。鳥取中(鳥取西)、広島中(国泰寺)、和歌山中(桐蔭)、久留米商、早実、神戸二中(兵庫)、高松中(高松)、京都二中(鳥羽)、秋田中(秋田)、三重四中(宇治山田)

復刻ユニホームを着用して行進する、第1回大会に出場した10チームの現役部員(撮影・田崎高広)
復刻ユニホームを着用して行進する、第1回大会に出場した10チームの現役部員(撮影・田崎高広)

怪物1年生・清宮も元気に行進

入場行進する早実ナイン。右手前は清宮(撮影・田崎高広)
入場行進する早実ナイン。右手前は清宮(撮影・田崎高広)

<選手宣誓>

1915年(大4)の第1回大会優勝校、京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)の梅谷成悟主将(3年)が選手宣誓。「宣誓 1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が始まりました。それから100年間、高校野球は日本の歴史とともに歩んできました。この100年、日本は激動と困難を乗り越えて本日の平和を成し遂げました。このような節目の年に聖地甲子園で野球ができることを誇りに思い、そして支えていただいたすべての方々に感謝して全力でプレーをします。次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」

選手宣誓を行う鳥羽・梅谷主将(撮影・田崎高広)
選手宣誓を行う鳥羽・梅谷主将(撮影・田崎高広)

午前6時半開門

甲子園は当初の予定を30分早め午前6時半に開門。開幕を待ちわびた熱心なファンが続々とスタンドを埋めた

午前8時、内野席はすでに多くの観衆で埋まった甲子園(撮影・田崎高広)
午前8時、内野席はすでに多くの観衆で埋まった甲子園(撮影・田崎高広)