今夏甲子園優勝の東海大相模(神奈川)が、今大会3試合連続の2ケタ安打で決勝に駒を進めた。

 初回に2番宮地恭平外野手(3年)のランニング本塁打で先制。2回にも宮地の右前適時打で追加点を奪うと、3回には4番長倉蓮捕手(3年)の左越え本塁打などで4点を追加した。

 先発全員15安打10得点で「2冠」に王手をかけた。5打数5安打3打点で三塁打が出ればサイクル安打だった長倉主将は「三塁打が出る足の速さはないので、(サイクル安打は)狙わずセンター返しができて良かった」と笑顔だった。