日本製鉄瀬戸内がJR西日本に12安打を浴びせ4-2で初戦に快勝した。

日本生命は宮崎梅田学園に5-1で勝利。昨年都市対抗野球で優勝したトヨタ自動車は、日本新薬に1-3で敗れた。大会は4チームずつ4ブロックに分かれて総当たりでリーグ戦を行い、各1位が準決勝に進む。優勝チームは秋の日本選手権の出場権を獲得する。

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日本製鉄瀬戸内に今春加入した新人コンビが躍動し、勝利に貢献した。

履正社(大阪)時代の19年夏、阪神井上らと全国制覇した3番内倉一冴(かずさ)内野手(22=龍谷大)が7回に追加点の右前適時打を放ち、2点差に拡大。「新しい風を新人から作ってみんなで先輩を引っ張りたい」と胸を張った。関大から入った7番中井颯良外野手(そら=22)は3安打。米田真樹監督(43)は「物おじしない新人がいい刺激になり、ベテランもしっかりやっている」と目を細めた。