今春センバツ出場の二松学舎大付が、清宮幸太郎内野手(1年)擁する早実に延長サヨナラ勝ちした。

 0-1の9回に相手の連続失策で無死二、三塁とし、3番市川睦外野手(1年)の犠飛で同点。10回は先頭からの連打などで1死一、三塁のチャンスをつくり、2番鳥羽晃平内野手(1年)が左越えにサヨナラ打を放った。

 投げては先発の大江竜聖投手(2年)が177球、12奪三振で完投。清宮には2安打を浴びながら、5安打1失点に抑えたエース左腕は「秋は勝ち残ることがチームの成長につながる。(清宮は)意識していないつもりでも、勝手に意識して気疲れしました」と汗をぬぐった。