常葉学園菊川(静岡)の栗原健外野手(3年)が、今秋のプロ志望届の提出を断念したことが14日、分かった。

 高校通算48本塁打を誇る左の強打者で今夏、チームを甲子園大会に導いたが、初戦で敗れた上に無安打に終わっていた。「現実として結果を残せなかったし、(アジア選手権を制した)U18代表を見ても、まだまだレベルが足りないと感じました」と栗原。進路は大学でプレーすることに切り替え、4年後のドラフト指名を目指す。