早実(東京)の清宮幸太郎内野手(3年)がセンバツ高校野球で24日、明徳義塾との1回戦に臨む。

 清宮は、10日の組み合わせ抽選会で名将・馬淵監督率いる明徳義塾のイメージを聞かれ「センスのある選手がたくさんいるイメージと松井さんのやつ(甲子園での5打席連続敬遠)じゃないですかね」と話していた。

 馬淵監督は清宮について「飛距離がすごい」と評し「(敬遠は)場面によってやね。(全打席敬遠は)ないね。松井に怒られる」と話していた。

 ◆松井秀喜5打席連続敬遠 92年夏の甲子園2回戦で明徳義塾と星稜が対戦。当時星稜の4番だった松井に、馬淵監督は5打席連続で敬遠する策を取った。結果的に星稜が敗れ、明徳義塾が3-2で勝利。球場は異様な雰囲気に包まれ、その是非について社会問題にまでなった。