甲子園春夏通算100勝にあと「1」と迫っている龍谷大平安が21得点で大谷を下した。

 終始打ちまくった。毎回となる21安打21得点も、本塁打はゼロ。つなぎにつないだ。「単打でつなぐ方が相手の守備のダメージが大きい。つないでいくことを心がけていた」と主将の松田憲之朗内野手(3年)。走塁でも隙のない野球で相手を圧倒した。

 原田英彦監督(58)は、「何とか形になってきた」と手応えをつかんだ様子。甲子園まであと3勝。「どんだけ集中して勝ち抜けるか。もう1つギアを上げていく」と言い切った。