<神宮大会:慶応4-2光星学院>◇2日目◇16日◇高校の部準々決勝◇神宮

 慶応(関東・神奈川)が光星学院(東北・青森)を破り、準決勝進出を決めた。背番号11、先発の明(みょう)大貴投手(1年)が3安打2失点と好投した。上田誠監督は「明治神宮の『明』とかけて、ゲン担ぎで明を先発にしようと」と説明。エースの白村明広投手(2年)は左翼で起用した。「4回を目安にしていたけど、球数も少なかったし最後まで行かせました。思わぬ収穫です」とニンマリ。「神宮球場は兄貴分の慶大がやってる球場だから思い入れがあったし、私自身も神宮の景色を楽しみました」と満足そうに話した。

 明は「2日前にスプリット(SFF)を教わり、それを使ってうまく打たせることができました。春までに力をつけて白村さんを助けられる投手になりたい」と話していた。