<神宮大会:鹿児島実4-2大垣日大>◇4日目◇16日◇高校の部準決勝◇神宮

 大垣日大(岐阜)が鹿児島実に敗れ、初の連覇はならなかった。1点を追う4回に連続四球から好機をつくって追いつき、1-3と再び勝ち越された7回裏も後藤健太外野手(2年)の適時打で1点差に迫った。だが9回にダメ押しの4点目を奪われ、力つきた。4失点(自責3)完投のエース葛西(かっさい)侑也(2年)は「きょう打たれた球をどうすれば打たれない球に出来るか。下半身を鍛えるなどパワーをつけて行きたい」と今冬の成長を目指す。