日本高野連は10日、第94回全国高校野球選手権大会の地方大会の参加校数を、昨年より29校少ない3985校と発表した。参加校数が4000校を割ったのは1989年の71回大会以来、23年ぶり。最多は第84、85回大会の4163校で、以降は年々減少している。複数校で参加する連合チームは、新たに認められた部員不足による11チームが参加し、学校の統廃合による19チーム、東日本大震災の影響による相双福島と合わせて31チームとなった。昨年の連合チームは23チームだった。最も参加校が多いのは神奈川の190校。愛知の189校、大阪の181校と続き、13大会で参加校が100校を超えた。最少は鳥取の25校。