<高校野球秋季東北大会:八戸学院光星4-1能代松陽>◇25日◇準々決勝◇仙台市民球場

 八戸学院光星(青森1位)が能代松陽(秋田2位)に4-1で勝ち、準決勝に駒を進めた。

 先発は左手人さし指のケガで約2カ月間実戦を離れていた左腕の呉屋開斗(2年)。夏の甲子園準々決勝、敦賀気比戦以来となる公式戦登板で6回3安打無失点と好投し、「やっとです。うれしかった」と復帰を喜んだ。

 27日の準決勝で仙台育英(宮城1位)を倒せば、東北2枠のセンバツ出場が近づく。呉屋は「気の抜けた球は打たれる。アウェーの雰囲気になるけど気にせず低めに集めれば、大量失点することはない」と気を引き締めた。