センバツ高校野球で9年ぶり2度目の優勝を果たした沖縄尚学が5日、優勝旗を携えて沖縄に凱旋(がいせん)した。那覇空港では1500人の拍手と指笛でにぎやかな出迎えを受け、同市内の母校へ戻って優勝報告会を行った。学校の体育館に詰めかけた800人の生徒や市民を前に、比嘉公也監督(26)は「これまで夏は初戦突破どまりなので、今年はまず2勝を目標にします」と謙虚に次の目標を定めた。東浜巨投手(3年)は「優勝の実感がまだなかったので、出迎えに驚いた。夏にはまた甲子園に戻ると誓ってきたので頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。