オイシックスは楽天に4-1で勝ち、4試合ぶりの白星を挙げた。

1-1の6回2死二塁で陽岱鋼外野手(37)が初球の変化球をたたき、勝ち越しの中越え二塁打。2回、4回の打席はともに右飛だっただけに「また、取られたかなと思った」。ところが、打球は長く伸びた。

橋上秀樹監督(58)は「ゲームを消化することによって、実戦感覚が体の中に浸透しきた」と元NPBの陽を評した。

6回2死から左中間二塁打を打ち、陽の勝ち越し打をお膳立てした指名打者の高山俊外野手(31)は元阪神。日本ハム、巨人でプレーした陽と2人は第一線でプレーしてきた選手。橋上監督は「元NPB選手が機能した。振れるようになってきた」とコンディションを上げてきたベテランたちに目を細めていた。