<高校野球東兵庫大会>◇23日◇準決勝

 25日の決勝は、報徳学園と神戸弘陵が対決することになった。報徳学園はこの日、滝川二を相手にエース左腕の近田怜王(れお=3年)が1失点完投で8-1の7回コールド勝ち。2年連続の夏の甲子園出場を狙う近田は「1番いいピッチングをしたい」と決勝への意欲を見せた。一方の神戸弘陵は、9回裏の劇的なサヨナラ勝ちで神港学園を1-0で下した。19年ぶりの夏の甲子園出場を目指す石原康司監督(48)は「全力で報徳にぶつかりたい」と、強敵打破へ闘志をのぞかせた。