<全国高校野球選手権:報徳学園13-5佐賀学園>◇17日◇3回戦

 佐賀学園(佐賀)が同校初の8強進出を逃した。2回1死一、三塁から、7番貝原辰徳捕手(3年)の中犠飛で先制。だが、機動力野球で揺さぶってくる報徳学園(兵庫)の前にエース峰下智弘(3年)が力尽き、3回から5イニング連続で失点。91年、98年と2度はね返された「ベスト8」の壁を破れなかった。就任40年目の巨瀬博監督(61)は「今までのように『守りから攻撃』というリズムができればいけるという感じはあった。峰下は疲れていたというのが本音です。よくここまできた」と選手をねぎらっていた。