早大の印出太一捕手(4年=中京大中京)が主将の意地を見せた。

0-5で迎えた9回裏、無死一塁から123キロのスライダーをすくい上げ、レフトスタンドまで運んだ。「とにかく後ろにつないでいこうという中で、甘いボールを打ったら結果的にホームランになりました」と、完封負けを免れた。

捕手としても明大の好打者・宗山を無安打に封じる好リード。「早大戦で100安打はされたくない。明日も頑張りたい」と意気込んだ。