マーリンズのイチロー外野手(42)が7日(日本時間8日)、フィリーズ戦に「2番左翼」でスタメン出場し、4打数2安打とマルチ安打をマークした。メジャー通算3021安打と伸ばし、史上4人目となる「3000安打&500本塁打」を達成したラファエル・パルメイロ(オリオールズなど)を抜いて歴代26位。同25位のルー・ブロック(カージナルス)まで、あと2本と迫った。

 初回の第1打席で右翼線を破る今季4本目の三塁打で出塁。続く3番プラードの遊ゴロの間に先制のホームを踏み、停滞するチームに弾みを付けた。42歳以上で年間4本以上の三塁打を記録したのは、1950年のルーク・アップリング(ホワイトソックス)以来、66年ぶり4人目(延べ5回)。5回裏無死一、二塁の第3打席では、狭い三遊間を破る左前打で好機を広げ、連敗を「5」で止める貴重な追加点につなげた。

 もっとも、パルメイロは禁止薬物検査で陽性反応が出た経緯もあり、3000安打達成者としては、賭博行為で永久追放されたピート・ローズと2人だけ殿堂入りしていない選手。現役時代を知るイチローとしても、コメントのしようがなかったようだ。(マイアミ=四竈衛)