ヤンキース松井秀喜外野手(34)が29日(日本時間30日)、予定していた打撃練習を取りやめた。前日28日に、約2週間ぶりに打撃練習を再開したばかりだったが、この日はバットを握らず。アイシング等の治療と、軽いトレーニングだけでヤンキースタジアムを後にした。

 打撃を行うつもりで球場入りした松井は「ドクターが今日はちょっと様子を見ろということだったんで。状態は昨日より良いと言っていたので、大事を取ってというか、慎重にということだと思います。慎重になるのは仕方ないと思ってます」。明日30日は打撃練習を行う予定だという。

 28日には米メディアの前で「すべてがうまくいけば、あと1~2週間で(マイナー戦での)実戦復帰ができると思う」と宣言した。だが球団の想像以上に慎重なリハビリプランに、早期復帰に暗雲がかかった形となった。