米大リーグ機構は2日、今季から出場チーム数を2増やして実施される新しいプレーオフの制度を発表した。

 地区優勝以外で最高勝率を残したチームに与えられていたワイルドカード(WC)枠をア、ナ両リーグ1ずつから2ずつに増やし、各リーグのWC同士で地区シリーズ進出を懸けた1試合を行う。プレーオフ進出チームは8チームから10チームに増える。

 機構によると、現行の方式となった1995年から改正は初めて。バド・セリグ・コミッショナーは「10チームで行うという改正はチームやファンの熱をさらに盛り上げ、利益も増える」と話した。