日本人大リーガーが、日本へ、被災地へメッセージを送った。米国時間10日(日本時間11日)で東日本大震災から、ちょうど1年。東北高(宮城)で3年間を過ごしたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が、思いを口にした。
ダルビッシュが「特別な1日」に、あらためてメジャーでの活躍への思いを強くした。東北高時代を過ごした東北地方への被害が大きかった東日本大震災から、ちょうど丸1年。異国から鎮魂、復興を祈るメッセージを吐露した。
ダルビッシュ
僕からしたら(1年間は)早いとは感じますけれど実際に、その現地の方たちからするとすごい長い1年だったと思います。まだまだ元に戻るのは先だと思いますけれど、それが1日も早くなるように、僕たちは、僕たちでできることを頑張っていきたい。
1年前の震災発生直後、ダルビッシュはいち早く「野球人である前に、人間でもあるので。野球をやっていて、いいのかなと思う」と発言し、開幕を延期すべきという論争の契機を作った。5000万円の破格の寄付もした。
1つの節目を迎え、ダルビッシュ自身の考えも1歩、前へと進んだ。
ダルビッシュ
どういう形になるかは分からないですけれど。高校で過ごさせてもらったところでもありますし…。宮城県とか東北にはすごく感謝しているので、何とか返していきたいなぁと思います。
今季からメジャーへと活躍の場を移し、プレーでの支援の形は変わる。だが根底の思いは、同じだ。
ダルビッシュ
それは日本にいた時とは変わらないですし…。なかなかこっちに来るのは難しいと思うので、メディアとかそういうのを通して応援してくれたら。僕は逆に応援できるような活躍ができれば、と思います。
日本代表として、果たすべき使命を、神妙に再確認する1日になった。(サプライズ=高山通史)



