侍ジャパン松田宣浩内野手(31)が8回に同点打を放った。筒香の適時二塁打で1点差とした無死二、三塁。ファンミルの初球、外角直球を右前へ。大歓声の中、一塁でガッツポーズを見せた。

 「(データの少ない相手なので)ボールを見るというよりどんどんスイングを入れていった方がいいと思って初球からいきました。(日本代表は)特別なユニホームで特別な試合。2015年最初の侍の試合。勝つと負けるでは大きな違い。みんなで勝ち抜けたし、いい経験になった」と笑顔だった。

 チームでも昨季はリーグ優勝と日本一を決めた松田が、勝負強さを侍ジャパンでも見せつけた。