ソフトバンク大隣憲司投手(30)がロッテ戦に先発し、5回を1失点に抑えた。5安打を許し、4回には今江に真ん中低めの直球を左翼席に運ばれたが、丁寧な投球を貫き、大崩れしなかった。

 「自分の描いているボールに近づいてきている。ボールのキレ、コントロールはまだまだだが7、8割くらいまでは仕上がってきていると思う。直球も球速表示よりも手応えがあった。しっかり1年間ローテを守っていきたい気持ちを開幕から出していきたい」

 松坂がインフルエンザB型を患い、この日チームを離脱。開幕2カード目のオリックス戦での登板日が1日前倒しになり、3月31日になる可能性も出てきたが「どこで投げてもやることは変わらない。しっかり自分の投球をして勝つしかない」と話した。