ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(29=韓国・サムスン)が2軍戦で圧巻の投球を見せた。

 31日にヤフオクドームで行われたウエスタン・中日戦に先発。最速151キロの速球を武器に、三振の山を築いた。7回を13奪三振、2安打無失点。「1試合ごとに球速が上がっているのはいいこと」。左内転筋痛で調整が遅れていたが、完全に仕上がった。外国人枠の都合で、当面は2軍生活になる見込み。視察した工藤公康監督(51)は「よかった。枠があったら、すぐに上げたいぐらい」と悩ましげだった。