昨年10月に左足首の手術を受け、2軍リハビリ中のヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(30)が、実戦復帰した。「1番DH」でスタメン出場し、第3打席の5回1死一塁で今季初安打をマークした。

 バットをへし折りながら右翼線へ単打を放った。3回の第2打席は遊失で出塁。その後、西田の遊撃後方へ落ちるヒットで、二塁から本塁へ生還した。3打席に立って2打数1安打1四球。「久しぶりのゲームだったけど、感じは悪くなかった。走っても痛みは感じない」と笑みを浮かべた。患部に問題がなければ、最短で28日の阪神戦(甲子園)から1軍に合流する見通しだ。