立大は、ドラフト上位候補の大城滉二内野手(4年=興南)が同点適時二塁打を含む2安打を放ち、法大に先勝した。リーグ通算96安打に伸ばし、100安打まで残り4本とした。

 立大1番大城が、1点を追う5回無死一、三塁から中越えに同点適時二塁打を放った。逆転劇の口火を切り「つながって良かった」と言った。リーグ記録127安打に向けて、安打数を争うライバル明大・高山俊外野手(4年=日大三)は開幕カード1安打で、通算101安打。96安打にした大城は「(高山は)後から上げてくるので自分の打席に集中するだけ」と言った。広島苑田スカウト統括部長は「決め打ちした時の巨人坂本のような思い切りの良さがある」と評価した。