ヤクルトのドラフト2位ルーキー風張蓮投手(22=東農大北海道)が、広島菊池涼介内野手への頭部死球で、危険球退場となった。

 初回1死走者なし。風張の投じた変化球がすっぽ抜けて、広島2番菊池の頭部を直撃。その場に頭を抑えて倒れた菊池は担架で球場内の救護室へ搬送された。

 ぼう然とした表情で帽子をとって頭を下げた風張だったが、プロ初登板のマウンドは3分の1イニング、まさかの8球降板となった。

 治療を終えた菊池は、そのまま試合に戻ったが、大事を取って5回の守備で退き、試合中に都内の病院でCT検査を受けた。

 ヤクルトは2番手に徳山を送った。