番長に勝ちをつけたい! 1点のリードを許した6回にDeNAが猛攻を仕掛け、再びリードを奪った。

 まずは1死二、三塁で井手正太郎外野手(31)が右犠飛で同点。なおも2死二塁で高城俊人捕手(22)が右翼線へ適時二塁打で勝ち越しに成功。さらに、三浦の代打後藤武敏内野手(34)が左越え適時二塁打でリードを2点に広げた。

 井手は「ファウルの時は力んでいて、ベンチを見たら『落ち着け落ち着け』というジェスチャーが見えて、それで力みが抜けました。代打の時よりリラックスできて打席に立てています。スタメンで結果出せてよかったです」と興奮気味に振り返った。

 高城は「三浦さんに勝ちをつけたいというので必死でした。それだけを考えて打席に立って、逆転できてよかったです」。

 後藤は「三浦さんが初先発なので、何とか勝ちをプレゼントしたいと思っていました。井手、高城からのいい流れで気持ち良く打てました」とコメントした。