広島の菊池涼介内野手(25)が、延長10回に左翼席へサヨナラ本塁打を放ち、接戦に終止符を打った。

 終盤7回に同点に追い付かれ、6戦6敗の延長戦に突入した。連続三振で2死となるも、菊池が徳山の真っすぐを完璧に捉えた。着弾を見届けると、広島ナインがベンチから飛び出し、歓喜の輪が本塁で菊池を迎えた。

 「これをきっかけに上がっていけたら」。4月3日中日戦以来の今季3号は、連敗を止めるサヨナラ弾。菊池は喜びを爆発させた。