阪神が第6の外国人選手としてBCリーグ石川のネルソン・ペレス外野手(27)の獲得に向かっていることが13日、分かった。

 ペレスはBCリーグ5月の月間MVPに輝いたドミニカ共和国出身の左のスラッガー。打率、本塁打、得点など打撃部門でリーグ最低に沈む攻撃陣の起爆剤として同リーグの大砲を獲得する。

 ペレスは現在リーグトップ7本塁打、同トップタイの24打点、打率3割1分7厘という好成績を残している。早ければ交流戦終了後にも正式契約に至る見込みで、セ・リーグのペナントレース再開前に魅力たっぷりの新戦力が加わることになりそうだ。

 ◆国内独立リーグ出身の助っ人 BC新潟のミッチェル・デニング外野手が5月にヤクルトに入団。ここまで16試合に出場し2本塁打、10打点をマークする。BC群馬のフランシスコ・カラバイヨが2月のテストを経て、11年まで所属したオリックスに復帰入団。故障者が多い中で4番を務めるなど11本塁打、32打点、打率2割7分はいずれもチームトップ。ソフトバンクのセットアッパーで20ホールドを挙げるエディソン・バリオスは関西独立リーグ神戸に所属していた11年7月に入団。阪神では、10年にBC群馬でプレーしたロバート・ザラテが育成契約で入団。12年7月に支配下登録され通算4試合に登板した。