日本ハムの中軸を担う「平成のON」が、そろって不発に終わった。

 先制直後、チャンスが続く1回1死二塁。4番の中田翔内野手(26)と5番の大谷翔平投手(21)が、そろって直球151キロについていけず空振り三振に倒れた。終盤に逆転されクリーンアップから始まった9回も中田は空振り三振、続く大谷は左飛。2人とも4打数無安打で、同一カード3連敗に影を落とした。首位攻防3連戦は2人で1安打ずつの12打数2安打。栗山英樹監督(54)は「彼らはきっと生かしてくれると思う」と糧にしてくれることを願っていた。