11日に50歳になる中日山本昌投手(49)が世界最年長勝利を目指して今季初先発したが、わずか22球で降板した。初回に1失点。2回の先頭大引に3連続ボールを投げたところで左手を上げて、ベンチに異変を訴えた。いったんベンチに下がって様子を見たが、そのまま交代になった。

 球団によると、左手人さし指の突き指だった。投球で腕を振った際、右脚に当てたという。山本昌は「こんな形でマウンドを降りてしまい申し訳ない」と話した。現在は球場内で治療中だ。