ソフトバンク育成5年目坂田将人投手(22)が、8日1軍の紅白戦に登板し、打者6人に投げて1安打と来季をアピールした。

 14日に開幕するCSファイナル・ステージに向けてこの日から練習を再開した1軍の手伝いとして参加。紅白戦では内川からフォークで空振り三振を奪うなど元気なところを見せた。

 「緊張はしていません。紅白戦といってもケース打撃のようなものでしたし、いつも通りに力を出せた。よかったです」とうれしそうに話した。

 10年ドラフト5位で福岡・祐誠から入団した期待の左腕は、2年目に左肩上方関節唇の手術を受け、2年間リハビリ。昨年からは育成選手となった。

 「もう1回、投げられるようなので、頑張ります」。CS前の調整役を務めながら、来季の支配下返り咲きできるように、存在感を見せる。