閉会式で個人賞の表彰が行われ、ドラフト上位候補の仙台大エース熊原健人(4年=柴田)がベストナイン投手に選ばれた。2季連続リーグ首位の防御率1・05をマーク。チームは優勝を逃し、2季連続のMVP獲得はならなかったが「(前日11日の最終戦は)自分が決勝点を取られた悔しさがある。でもベストの選択をしてきたので悔いはない」と充実感を口にした。後輩の松本桃太郎(北海)と郷古裕樹(ともに3年=仙台育英)も、それぞれ首位打者と打点王に輝いた。

 またMVPは東北福祉大の楠本泰史内野手(2年=花咲徳栄)が初受賞。「励みになる。ここからが勝負なので神宮にいけるように貢献したい」と話した。