日本ハムが、1軍の紺田敏正(35)と2軍の川名慎一(45)の両外野守備走塁コーチに対して、来季から1、2軍の入れ替えを行うことが16日、分かった。現在、調整中の組閣が固まり次第、発表される。

 紺田コーチは12年から2軍で同職を務め、昨年7月から1軍へと昇格。2年ぶりの復帰で、定評のある若手育成で手腕を発揮することになる。川名コーチは04年から12年まで2軍の同職を務め13年からはスカウトへと転身。今季から指導者へとカムバックしていた。1軍スタッフ入りは、初めてとなる。1、2軍ともに選手層の若返りを図っている中での刺激策の一環として、球団側は両コーチの配置転換を行うことになったようだ。急ピッチで、栗山監督の就任5年目となる来季体制を固めていく。