中日から育成5位指名を受けた八戸学院光星(青森)の呉屋開斗投手(18)が、ドラフトから一夜明けた23日、八戸市の同校で会見に臨んだ。「(指名は)ないと思っていたのでびっくりした。1軍で活躍できる投手になるため、頑張らなきゃという気持ち」と心境を語った。

 呉屋は昨春から3季連続甲子園で登板経験を持つ。180センチの左腕スリークオーターで、最速138キロの角度のあるストレートと鋭い変化球が武器。「140キロ台を出し、切れと角度を増して真っすぐで勝負できる投手になりたい。投手力のいい中日でチームの役に立ちたい」と話した。

 前夜は兵庫・尼崎市の母知江好(ちえこ)さん(45)から「おめでとう」と電話で祝福を受けた。光星・仲井宗基監督(45)は「呉屋はまだまだ伸びしろのある選手。必ず支配下選手になってくれると思う」と期待した。【北村宏平】