日本ハム大谷翔平投手(21)が、淡々と力不足を受け止めた。

 26日に沢村賞の受賞者が発表され、広島前田に決定した。大谷は最終選考まで残っていたが、惜しくも落選。「取りにいっているわけではないですし(逃したことで)今年の価値が下がるわけではない。試合数もイニング数も、まだまだだと思います」と冷静に分析した。

 この日は千葉・鎌ケ谷での秋季練習を打ち上げ。フリー打撃で快音を響かせるなど、11月の国際大会「プレミア12」に向けて打者でも万全な状態をアピールした。